【特別企画】TOMIX 1/80スケール16.5mm≪40周年記念・限定品≫
小田急ロマンスカー50000形"Vault Super Express"
実車:
小田急電鉄のフラッグシップ(旗艦)として2005年より2編成を製造。箱根への観光特急として展望席を設け、私鉄としての車内設備はJRの特急車両より豪華さを誇り利用客に愛されます。岡部憲明がデザインを手がけたことにより10両編成となりますが、ロマンスカ―伝統の「展望席」「連接車」は引き継がれています。美しい曲線フォルムとシルキーホワイトの車体で疾走する姿は、見るものを魅了し続けます
◆鉄道模型を見る優れたプラ成形を駆使し、正確な車体造形と安定した動力ユニットはこのメーカーのお家芸です。先にNゲージで製品化しており、HOではされなるクオリティーが追加され、ファンやマニアを唸らすほどの製品です。
限定品は10両セットですので、箱が大きくなります。この中にさらなる箱が2個と・・・
Aセットでは1号車~5号車までで、取扱説明書とステッカーが入ります。
Bセットでは5号車~10号車までで、ともにパンタ付き中間車がM車(動力車)となります。
奇数向き(小田原)制御車で、決め手となる運転台から展望にかけての曲線ラインが美しい。
中間車(2・4・9号車)は台車が無く箱の状態となります。
パンタ付き中間車(3・8号車)は動力車で、走行性能は抜群。
◆連結器構造連接車となると、やはり気になるのが連結構造です。このVSEも良く考えられ、プラグ&ソケット方式になっており差し込む構造です。プラグの上に通電用の銅板が付いていますが、曲がったりなどの破損はしません。流石トミックスです!!
この連接車の特徴となる高位置空気バネ車体支持方式で台車につながる支持棒が連接の良さを引き立たせます。
◆ディテール50000形の特徴となるパンタ付き中間車(3号車・8号車)。このロマンスカーの見せ場の1つは室内高を2.55m(3号車・8号車は除く)として「Vault(ヴォールト)」となるドーム型の天井空間を演出(Wルーフのような感じ)模型でも見せ所となります。
小田急自慢の展望席ももちろん巧妙に工夫されており一目で分かるのが座席の定位置で、角度が窓側へ5度傾いています。(Nゲージでも再現、当時のトミックス営業マンが自慢していたことが記憶に新しい・・
◆HOとNを比較50000形をHO・Nゲージと製品化されましたので、やはり模型ですから並べてみるにも本来の楽しみ方です。こうして見てみるとHOではメリハリが効いた造形で、この車両の魅力を引き出しています。Nゲージも負けてはいません。と云うよりHOは「デカNゲージ」そのもので、NからHOへ移行される方やHOを始める方には、扱い易くされています。HOならではの「細かい造形にウソ」が許されません。その証として連結部分に拘りを入れています。
動力車も「そっくり」そのままです。TOMIXのパンタグラフは、立ち上がりと形態が良さが特徴。HOはキャノン製のモーターを搭載していますので、期待どおりの走行が可能!
簡単に紹介しましたが、2016年の最後を飾るのに相応しい製品です。プラ製HOでは数少ない連接車両で私鉄特急だからこそ、所有する喜びと満足感、そして自慢ができます。全車に室内灯が完備されていますので、夜行でもお楽しみいただけます。
TOMIX ≪限定≫小田急ロマンスカー50000形「VSE」10両セット 税込 ¥128,520