表題の通り、先日当店にて行われた夏のプラモデルコンテスト「プラコン2018inSUMMER」
の審査結果を発表いたします。
今回はガンプラ部門19作品、キャラ部門13作品、スケール部門6作品、ミリタリ部門9作品、
合計47作品の出品がありました。
暑さに負けない沢山のご参加ありがとうございました!
では結果発表です!
なおコメントはガンプラ、キャラが担当(大)。スケール、ミリタリが担当(池)となります。
パーツの裏側や関節のディティーリング、エッジの削り込みなどハイレベル。
それでいて粗い部分が無いという文句無しのクオリティでした。
彩色、マーキングも堅実な仕上がりです。
ローゼンズール風のカラーに目がいきがちですが、グレーなど細部も綺麗に塗り分けられていました。
各部のメタリックによるアクセントやマーキング配置も最大公約数的な所を突けてると思います。
スノボというネタに雪上のベース、ドット迷彩のボード、往年の仕上げのドム、
とたくさんの見どころを仕込んでいるのが高評価でした。見せ方も上手い!
ギャリアというアニメカラーのモチーフを上手くミリタリーテイストに消化しています。
各部のディティールや汚し方には説得力があります。色味のコントロールも秀逸。
こちらも金賞作品同様の作風で、汚しが見事にマッチングしています。
各部に施された傷やかすれたマーキングも「らしく」仕上がっていて高ポイントでした。
パテ、プラ板などの加工が初めてとのことですが、やりたいことがハッキリと分かるように
形に出来てると思います。発想と表現力が際立っていた作品。
前面から後輪のリヤホイールスカート(スパッツ)までディティールを追加されており、
塗装やファイアパターンまで、1940年代の車を現代風に上手く意匠替えされています。
ボディやシート、むき出しの金属部分が質感がハッキリとしており、更にエンジン部分の汚れ表現も
綺麗にまとまっています。
ZX-10の数多いデカール作業も難なくこなしており、チェーンなどの塗り分けもきちんとなされています。
サイズが限られたベース上に細かな情報を敷き詰めた、ヴィネット形式。小物一つ一つまで丁寧に
作り込まれており、どの角度から見ても素晴らしいと言えます。
デカールから塗装の明暗の付け方まで、全てが一流のお手本のような作品。
資料をよく研究して作られているのが分かる作品ですね。
潜水艦だけあって海面表現にこだわりを感じます。波の立ち方や艦表面の海水の沈み具合まで
丁寧に表現されています。
・・・ということでいかがだったでしょうか。
そして次回は皆さんお楽しみのテーマコンテストです!
各部門のテーマは以下の通り。
・ガンプラ部門~RGサザビー(RGサザビーを80%以上使用)
・キャラクター部門~HGマジンガーZ INFINITY(HGマジンガーZ INFINITYver.もしくはHGグレートマジンガーINFINITYver.を70%以上使用)
・スケール部門~働く車(乗用車、レースカー以外。仕事に使われる車なら何でもOK。例、ナイト財団トレーラー、ボンドカーもOK)
・ミリタリー部門~15cm×15cm×15cmに収まるジオラマ、ヴィネット。(砲身などのはみ出しは不可)
詳細は追って告知しますが、11月中旬頃、締め切りになりそうです。
ご質問は各部門担当までお願いいたします。
今の内から作り進めておくが吉!
よろしくお願いしまーす!!