【ボードゲーム新商品レビュー】八十日間世界一周
2017年 05月 18日
ゲームマーケットの熱も冷めやらぬまま、ホビージャパンから新しい商品が入荷いたしました。
今回は中身の開封が出来たため中身の紹介をしたいと思います!
「八十日間世界一周」
1979年ドイツ年間ゲーム大賞受賞作「Hase und Igel (ウサギとハリネズミ)」のリメイク作品です。
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1872年10月2日、フィリアス・フォッグは、ロンドンの紳士クラブ「リフォーム・クラブ」のメンバーたちの前で、80日で世界を一周する計画を打ち出した。クラブのメンバーたちは彼の計画を信じられず、彼が失敗することに賭けた。
忠実な従者パスパルトゥーを伴った、急な出発で始まったフォッグの世界一周への旅路は、同日に発生したイングランド銀行の5万ポンド強盗事件の容疑が彼らへ向けられ、暗雲が立ち込めていた。
はたして、あなたは世界が注目する中、80日間で世界一周する偉業を達成し、自らの潔白を証明することができるでしょうか?(ホビージャパンアナログゲームより引用)
このゲームはスタート時80£を所持し、お金を消費したり、戻って補充をしながら進んで行き、手持ちにあるお邪魔カードである風聞カードをすべて消費し所持金が10£以下でゴールをすることが目的となっているすごろくゲームです。
一見すると単純なルールですが、イベントカードであるパスパルトゥーカード以外はほぼ運の要素0で、じっくり考えるのが好きな方でもきっとやりごたえを感じられます!
そして初めての方でもルールは単純なためすぐ一緒に始められる気軽さもきっと、リメイク前の「ウサギとハリネズミ」がゲーム大賞に選ばれた一因なんでしょうね。
それでは中身の紹介です。
マットPP加工のサラッとした手触りの化粧箱は洋書のように引き出し式になっており、縁に金が散らされた絵本のような外装からすでにわくわくしますね!
内箱とボード。
ボードは箱と同様でマット加工がされていて、デザインはロンドンの華やかだけれどもシックな雰囲気が存分にでていますね。
駒はうさぎとハリネズミで使われている平たい円形の木製駒から帽子型の木製駒になっており常に駒を動かし続けるすごろくゲームとしては動かしやすく好印象でした。
カードデザインについて。
トランプのような背面も凝ったデザインで素敵です。
大きく変わったのがイベントカードであるパスパルトゥーカード(上部真ん中)です。
カードデザインがキャラクターや、お手紙になっておりより世界観に入り込めるようになっています。そして使用するタイミングが任意のカードも増えているようです。
左上のカードが減らしていかなくてはならない「風聞カード」です。
プレイをしていくと、まずボードの美しさで引き込まれて、イベントカードで強盗事件の容疑をかけられながら旅をするドキドキ感を味わい、ゴールする頃にはすっかり世界を旅する世界観に惹き込まれて充実感を得られていると思います!
ぜひ、「八十日間世界一周」で不思議な旅をお楽しみください!
それでは、よい旅を!
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